堀切菖蒲園の「花しょうぶ」が開花-例年より半月以上早く

開花した花しょうぶのひとつ。

開花した花しょうぶのひとつ。

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 堀切菖蒲園(葛飾区堀切2)の花しょうぶが開花を始めた。

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 同園は1960(昭和35)年に東京都が民間運営だった菖蒲園を買収し、有料公園として運営。その後1975(昭和50)年に区に移管され、現在は無料の庭園として区民に親しまれている。

 今年の花しょうぶの開花は5月5日、同園職員が発見したのが最初。同15日現在では6株ほどの開花が確認されている。開花は例年よりも半月ほど早い。鈴木さんは「温暖化の影響のためかここ数年開花が早い。またこの数日の気候のため、花が咲き続けている」と話す。

 約7,700平方メートルある同園では、約200種・6,000株の花しょうぶが咲き、区内外だけでなく外国人観光客の目を楽しませる。見ごろは6月の上旬~中旬で、同5日~25日には「葛飾菖蒲まつり」が開催される。

 花しょうぶについて、同園職員の鈴木さんは「非常にデリケートな植物で管理が難しい。園内では病気にならないよう別株で同種類の花しょうぶを管理するなどの対策を行っている」と話し、「花しょうぶはそれぞれの美しさがあり、その細やかな模様にも注目してほしい」とも。

 開園時間は9時~17時。菖蒲まつり期間中は8時~18時。入園無料。

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