こち亀、TBSでドラマ化決定-香取さんの両さんに経済効果期待

秋本治先生から頂いたという「こち亀」の初版本と、嵯峨野の吉田繁さんと栄さん。店舗の向かいには両さんの銅像があり、多くの観光客が訪れる。

秋本治先生から頂いたという「こち亀」の初版本と、嵯峨野の吉田繁さんと栄さん。店舗の向かいには両さんの銅像があり、多くの観光客が訪れる。

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 TBSは6月1日、人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(=こち亀)」の実写ドラマを8月から放送すると発表した。

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 同作品は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1976(昭和51)年から連載開始した人気漫画。現在、単行本は164巻まで発売され、累計1億3,000万部以上の販売を記録しており、「少年誌の最長連載記録」のギネス記録を保持している。

 今回のテレビドラマ化では、両津勘吉(=両さん)役をSMAPの香取慎吾さんが演じる。両さん役について、香取さんは「両さんになって思いっきり遊べるのかと思うと、すごく楽しみ。愛される両さんになれるように、ガンガンいきたい」と意気込みをみせる。

 ドラマ化の発表に伴い、亀有周辺で商売を手がける人に話を聞くと、香取さんに期待する部分として、「今までにない両さんを見せてくれそう」(20代男性)、「SMAPという知名度で亀有を盛り上げてくれることに期待。今までの両さんファンだけでないファン層も取り込んでくれそう」(40代男性)など、その「経済効果」を見込む回答が多かった。

 観光客の利用も多いお好み焼き・もんじゃ店「嵯峨野」(葛飾区亀有3)の吉田繁さんは「ドラマを通してもっと亀有を知ってほしい。店を始めた当初は普通の街だったが、今は銅像やキャラクターのおかげで、九州や北海道からやってくる客とコミュニケーションすることも。街と人が元気になるドラマになってほしい」とエールを送る。

  「両さんどら焼き」「両さんサブレ」を販売する「葛飾伊勢屋」(亀有3)の佐藤省吾さんは「さまざまな意見が活発に交わされているが、みんなが愛される両さんがドラマでも人気者になってくれれば。香取さんの両さんに、亀有の存在を全国に伝えてほしい」と期待を寄せる。

 ドラマは8月から毎週土曜日19時56分から放送予定。

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