亀有のガラス工房でサンドブラスト体験教室-今年は風鈴が人気に

できあがった風鈴を手に持つ渡辺彩乃さん。夏の風物詩に満足げだ。

できあがった風鈴を手に持つ渡辺彩乃さん。夏の風物詩に満足げだ。

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 亀有駅に近い「サンドブラスト工房やまき」(足立区中川4、TEL 03-3605-1477)は現在、恒例の「夏休み工作教室」を開講している。

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 同工房が開く工作教室は今年で5年目。昨年も多くの小学生たちがサンドブラストを体験した。今年もギャラリー奥にある工房を開放する。

 タイル・ガラス瓶の花瓶・ペーパーウエート・風鈴の4種類から選べる同教室。今年は新たに特殊なゴム液を割りばしやつまようじで塗りつける方法を採用。これによって、より自由に模様を作成することが可能となった。

 風鈴は、蛍光管からリサイクルして製作される浮き球を使用する。浮き球は小樽の浅原硝子製造所で作られたもので、透明感のある色を作り出すことが可能。同工房オーナーの松本さんは「蛍光灯は企業や家庭で捨てられるもの。夏休みの体験学習を通してリサイクルも学んでほしい」と話す。

 この日体験したのは、昨年の体験教室の模様をインターネットで見た品川区在住の渡辺さん親子。姉の彩乃さん(7)は、風鈴が好きで夏休みの課題に風鈴作りを行いたいと来店。母・幸子さんは「風鈴体験の教室は郊外にあるものの、距離があって通うことができなかった」と話し、完成した風鈴の音色を家族で楽しんだ。

 営業時間は10時~19時。日曜定休。料金は3,300円(材料費込み)。教室の開講は今月31日まで。

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