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堀切で「堀切大だこ揚げ大会」-300人に無地の和だこも提供

展示された凧

展示された凧

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 荒川河川敷の「堀切水辺公園」(葛飾区堀切1)で1月17日、「堀切大だこ揚げ大会」が開催される。

六角凧

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 堀切中学校同窓会が、現役の生徒のために「一緒にできるイベントを」と発案したこときっかけで始まった同イベントは今年で7回目。

 2009年には大会実行委員会を結成し、葛飾区生涯学習課と共同で事業をスタートし、大だこ揚げ大会が古くから行われている新潟県の「白根凧(たこ)合戦協会」の指導・協力のもと開催された。現在、実行委員会メンバーは、同校同窓会員のほか、町会役員、PTA役員、ボーイスカウトなど、地元住民を中心に50人で組織する。昨年は約5000人の来場者を動員した。

 同校では、「総合的な学習の時間」の授業として、当日も全員参加する。事前に「日本の伝統文化のたこ揚げ」の学習も済ませ、オリジナルの小たこも作成。作品は大会に先だって、堀切地区センター(堀切3)に展示された。

 大会当日は、開会セレモニーの後、同校の生徒による小たこ揚げからスタート。その後、同校美術部が制作した六角たこが揚げられる。一般の部は、同公園の隣のソフトボール場を会場にして、持ち寄ったたこを自由に揚げることができる。たこを持っていなくても、先着300人の小学生未満の子どもには、無地の和だこを無料配布する。

 このほか、たこを自由製作できるお絵描きコーナーや一般向けの大だこ揚げ体験(13時~14時)も実施。今年用意する六角たこは、4畳半ほどの大きさ。大人5、6人で揚げられるという。会場には特設櫓(やぐら)を設け、12畳の大だこを展示。東京スカイツリーをバックに、大だこと記念撮影もできる。

 見どころについて、葛飾区生涯学習課の与儀睦美さんは「中学生の自由な小たこ、連だこが空を舞う様子を楽しんでほしい。六角たこは見応えがある」と話す。「地元商店街、PTAなどの模擬店のほか、JA葛飾の『葛飾元気野菜」なども並ぶ。地元中心のイベントをぜひ楽しんでほしい』と呼び掛ける。

 開催時間は10時10分~14時。大だこ揚げは、10時40分開始予定。小雨決行。荒天中止。問い合わせは、葛飾区生涯学習課(TEL 03-5654-8476)まで。

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