NPO法人ワーカーズコープが運営する「おーぷんはうす金町第2」（葛飾区金町3）の開所式が9月12日に行われた。

元学童施設という楽しい入口

　同NPOは、JR金町駅南口から徒歩1分の場所にある「おーぷんはうす金町」（葛飾区金町6）で、地域に住むシニアの活動拠点として10年の活動実績を持つ。今回新たに、シニア層だけでなく多世代が集い、世代間交流や地域の助け合いができるような場所として同所を開設した。

　開所式は、運営団体関係者だけでなく、近隣や介護予防を受けている人たちの協力を得て開催。山浦敬子さんによる電子ピアノの生伴奏で「明日があるさ（おーぷんはうすバージョン）」の大合唱が行われるなど、終始アットホームな雰囲気で行われた。

　同団体の中村ひろ子さんは同所について、「あったらいいな、やってみたいなということをかなえたい。困り事を解決し、夢を引き出してかなえてあげたい」と熱く話す。現状は「おーぷんはうす金町」に近い内容のシニア層中心の講座を行っているが、「地域交流で生まれる新しい動きにも期待してほしい」とも。