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かめありリリオホールで「かつしか演劇祭」 8団体が無料公演、日頃の成果を披露

参加団体「ひなたアクターズスクール」の渡辺優空ちゃん

参加団体「ひなたアクターズスクール」の渡辺優空ちゃん

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 亀有の「かめありリリオホール」(葛飾区亀有3)で1月15日・16日、「第30回記念 かつしか演劇祭」が開催される。

「第30回記念 かつしか演劇祭」ポスター

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 同祭は、葛飾区内で活動する演劇団体が一堂に集結。年に一度、各団体が日頃の成果を発表する場となっており、スタイルやジャンルの異なる8団体が無料で公演を行う。

 昨年の参加は例年より少なく4団体で1日限りの開催だったが、30回目の記念開催となる今回は2日間開催に戻り、なじみの劇団に加え新たに3団体が初参加して、演劇祭を盛り上げる。

 今年もコロナ禍での開催とはなるが、各団体は対策を工夫しながら稽古を行ってきた。マスクの着用に加え、開催1週間前からの検温や会場を一方通行にするなど運営側も工夫を凝らして準備している。

 実行委員会の森谷哲(さとし)さんは「スタイルはさまざまだが、ジャンルや年齢に関係なく集まった仲間と共に、一つのステージを創り上げる情熱や喜びは皆同じ。それぞれの活動の成果を見てもらうため、そして地域の演劇団体を応援するために、ぜひリリオホールへ来てほしい」と話す。

 参加団体「ひなたアクターズスクール」の一員として舞台に立つ渡辺優空(ゆら)ちゃん(14)は「私は明るいけど、闇を抱えている中学生役を演じる。日頃の練習の成果を精いっぱい出し切りたい。他の団体の公演を見ることで刺激にもなると思う」と意気込む。

 15日の出演団体は、「劇団 現芸座(いまげざ)」「劇団 蓮(REN)」「《かさね》朗読の会」「劇団 TEAM SWEEPER」。16日の出演団体は、「区立青戸中学校 特別支援学級」「劇団 蓮(REN)&劇団TESTS」「ロキジョーンズ」「ひなたアクターズスクール×未来教育劇団ここたね」。

 両日共に12時30分開場、13時開演。入場無料。

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