食べる 買う

柴又に昭和レトロを再現した喫茶店開店-昭和のナポリタンを再現

一番人気の「ナポリタン」を持つ店主の長谷沢さんと、スタッフで高校時代からの同級生である杉本優香里さん

一番人気の「ナポリタン」を持つ店主の長谷沢さんと、スタッフで高校時代からの同級生である杉本優香里さん

  • 0

  •  

 葛飾区柴又に6月8日、昭和レトロをテーマとした喫茶店「喫茶&軽食セピア」(葛飾区柴又7、TEL 03-6657-8620)がオープンした。

[広告]

 同店は柴又駅から徒歩3分程度の場所にあり、以前洋品店だった築約50年の店舗を改装。1階は約11坪の店内にカウンター・座席合わせて15席で、昭和をイメージした内装が特徴。店内には昭和期に流行していた雑誌や雑貨なども置き、一部商品は販売している。店内の家具や調度品なども年代ものを取り扱い、全て店主の長谷沢貴世子さんが譲り受けたり買いそろえたりしたもの。

 長谷沢さんは「自分が小学生から中学生を過ごした時期が好きで雑貨や書籍を集めていたのがきっかけ。店内に設置してある冷蔵庫はもともと叔母の倉庫にあったもの。いつかは自分でレトロな雰囲気の店を営みたかった」と話す。

 同店奥には団体スペースとしてソファとモノクロテレビが置く「談話室」や_2階には勉強机とベッドのある「お姉さんの部屋」、和室の「おばあさんの部屋」などのコンセプト部屋も。「現在は急な階段で上りにくいが、今後は高齢の利用者にも使ってもらえるスペースにしていければ」(長谷沢さん)。

 同店のメニューも昔ながらのラインアップが並ぶ。昔懐かしい「カルピス」(300円)や「Hi-Cオレンジ」(400円)などのドリンクメニュー、「レモンケーキ」(200円)、駄菓子屋で販売されていた、ゴム風船で包まれた「メロンシャーベット」(200円)などの品も並ぶ。

 フードメニューには「ピラフ」(600円)や昔ながらの「ナポリタン」(600円)、発売当時の味に近い沖縄限定のボンカレーを使用した「ボンカレー」(600円、いずれもサラダ付き)も用意。フードメニューにはタコ足のウインナーも付く。

長谷沢さんは「オープンしてから日が浅いが、観光客だけでなく観光ガイドの人も足を運んで懐かしがってくれる」と話す。 今後について、長谷沢さんは「フラダンスやアコースティックギターなどの発表などにも使ってもらえれば。何度も来店してくれるような雰囲気のある空間をつくっていきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。

葛経ラジオ
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース