四つ木つばさ公園（葛飾区四つ木1）の完成披露を明日に控えた3月29日、公園内では最後の準備に追われている。

　同公園は防災公園の役割を担うもので、災害時かまどになるベンチや、下水に直接流すことができるマンホールトイレ、防災倉庫なども設置する。公園内では前日最後の準備として工事業者や区の担当者などが参加。町内会関係者などが明日のオープンイベントの準備を行った。

　園内には漫画「キャプテン翼」の主人公である大空翼の銅像も設置。現在ブルーシートに包まれている銅像らしきものは、少年時代の大空翼と同じ145センチ程度の大きさ。地元地域の住民は除幕される前から銅像の前に立ち、記念撮影する姿も。

　撮影していた四つ木在住の30代の主婦は「幼い時からのファンで、自分の子どももサッカーを習わせるほど好き。四つ木にはこれといった名物がなく、翼くんの銅像が街のシンボルになれば」と期待を寄せる。

　式典には作者の高橋陽一さんも出席。同公園近くの「まいろーど四つ木商店街」では式典終了後、ビンゴ大会も予定する。

　式典開催時間は10時～10時40分。